Blogブログ

音楽の専門家ならではの視点から、さまざまな内容で記事を掲載していきます。

ピアノの科学の関係(2)

こんにちは♪
ミュージックアカデミー ラファーレのピアノ講師 小西です。

前回に続いて、ピアノと科学の関係性ついてお話致します。
今回のテーマは、【ピアノの練習時に気をつけること】です。

姿勢について

1番気をつけるべきタイミングは譜読みの時です!
新しく譜面を見て弾けるようになるまで、自分がどのような姿勢になっているか意識したことはありますか?
きっとみなさんが姿勢に意識を向き始める時は、スラスラ弾けるようになってきた頃ではないかなと思います。

譜読みの時に楽譜に集中して近づいてしまい、背中が丸くなってしまっているような状態で練習を続けていると、思っているよりもかなり腕や指、首などに負担がかかってしまいます。
そして「え?そんな事も?」と思われる方もいるかもしれませんが、コピー譜など長い楽譜をピアノの譜面台いっぱいに広げたまま練習するのもあまり良くありません!

譜めくりの回数が減るのでとても便利な楽譜の置き方ではありますが、そのまま首をずっと右側に寄せて弾いたりする姿勢はかなり体に負荷をかけてしまっているのです。
結果どこかを痛めてしまったり、正しい姿勢ではないのでなかなか弾けるようにならなかったりと時間もかかってしまうことに…

ピアノを練習する上で大切な3つのポイントは、
①背筋を伸ばして腰を立てること
②首だけ楽譜に近づけたままにしないこと
③楽譜を広げすぎないこと
です。
譜読みの時から姿勢を正しておくことで弾きやすさも変わってくるので、インテンポ(楽譜の指示通りのテンポ)で弾けるようになってからの成長も早くなります!
ゆっくり練習をする時こそ気を抜いてしまいがちですが、いつ何時もピアノの椅子に座ったら意識してみてくださいね!

時間について

ピアノの練習時間は一般的には特に上限ないと言われていますね。
コンクールや演奏会前、音楽大学受験前などは1日に8時間だったり、人によっては1日に10時間以上練習します…!

しかし、最近の脳科学と関連付けて研究されている結果では、ピアノでも最適な練習時間があることが分かっているのです。
それはどれくらいかと言うと…

1日に3時間です!(譜読み時間は除く)
もちろんそれ以上練習してはいけないわけではありません。

よく本番前に追い込み練習をして腕や体を痛めている方はいませんか?
たくさん練習をすることは良いことですが、時間が長ければ長いほど体への負担は大きいです。
短期間で一気に体に負荷をかけているようなものなので、ケアが間に合わず筋肉の疲労がたまってしまい、結果大事な本番で成果を発揮できないことになってしまいます。
3時間といってもただ弾くだけの時間であったら上達はしません!

大切なことは、「短時間で内容の濃い練習をすること」です。
内容の濃いとはどのような練習か…
前回の暗譜についてお話した時もお伝えしましたが、しっかり脳を使って練習することです!
「この和音はこういう音の構成になっているんだな」「ここのフレーズから次のテーマに行くまでこういう流れになっているな」など、楽譜をまるで本を読むかのように考えを巡らせてみましょう♪
譜読みはまだスラスラ弾ける段階ではないので、ここまでの考えを巡らせることができません。
なので新しい曲を始める時は、まずは止まらずに弾けるようになるまで頑張りましょう!!

いかがでしたか?
今回は2回に分けてピアノをより楽しめる、成長できるポイントをお話しました。
今まで知っていた知識とはまた違うこともあることは思いますが、ぜひ新しく取り入れて楽しい音楽時間にしましょう♪

関連記事

レッスン開講時間
平日  11:00〜22:00
土日祝 11:00〜18:00

スタジオ貸出時間
平日  11:00〜22:00
土日祝 11:00〜18:00

電話予約受付時間
平日  11:00〜18:00
土日祝 11:00〜18:00