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いろいろな拍子

こんにちは!JR山手線大塚駅前ミュージックアカデミーラファーレフルート講師の疋田です♪
今回は拍子についてお話したいと思います!

楽譜の一番始めのところに4/4や3/4といった分数が書かれているのを見たことがありますか?
書いてあることは知っていてもどんな意味なのかはよくわかっていない…という方は意外と多いのではないでしょうか?

この分数は拍子記号と言ってその曲が何拍子なのかをあらわすものです。拍子によって曲の雰囲気も大きく変わるので拍子記号のもつ意味についておぼえましょう!

まず読み方は普通の分数と同じで4/4なら4分の3拍子、3/4なら4分の3拍子と読みます。
意味は下から上に、1小節に○分音符が○個入るという意味です!

この拍子記号は実は数字以外にもあらわし方があるのを知っていますか?
分数の代わりにCのような形の記号が書かれていることもあります。

左のこの形は4/4と同じ意味の記号です!

こちらは2/4の意味を持っています。

明確な使い分けはありませんが覚えておくと、このような数字以外の拍子記号が出てきても焦りませんね!

次にそれぞれの拍子はどのようなキャラクターなのかを見ていきたいと思います!

【2拍子】
1拍目をアクセント(強調)にすることで2拍子になります。
2拍子は人が足音を立てて歩いているようなイメージで、マーチなどでよく使われます!
行進のリズムですね!

【3拍子】
3拍子も2拍子と同じく、1拍目にアクセントが付きます。
この拍子はワルツやメヌエットなどの踊りの音楽で使われるため、演奏するときは「1・2・3」と正確に数えるというより、曲の流れに乗るように演奏してみましょう!

【4拍子】
4拍子は1拍目をアクセントで、3拍目を少しアクセントで捉えます。
しかし曲によって1拍目のみアクセントになる場合も多くあるので、4拍子の曲に取り組むときにはどちらが良いか考えてみてくださいね!

 

今回は拍子記号とそれぞれの拍子がもつ性格についてでした!
曲の中で拍子が変わったりすることもあるので、拍子をヒントに曲のイメージをふくらませることもできます。
是非色々な拍子の曲に触れてみてください♪

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