「才能」って本当にある?
こんにちは!JR,都電荒川線大塚駅から徒歩2分、ミュージックアカデミーラファーレピアノ講師の新林です。
よく、「うちの子には才能がないかもしれません。」「やっぱりセンスがある人には敵わないですよね。」
こんな言葉を聞くことがあります。
音楽の世界では、“才能”という言葉がよく使われます。
でも、本当に上達を決めているのは才能なのでしょうか。⠀⠀⠀⠀⠀⠀
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才能があるように見える人の正体
「才能がある」と言われる人には、いくつかの共通点があります。
- 吸収が早い
- 真似がうまい
- 音の違いに敏感
- 失敗しても切り替えが早い
確かに、生まれ持った感覚の差はゼロではありません。
しかし、それだけで演奏の質が決まるわけではありません。
実は、“才能があるように見える人”は、
小さな工夫を自然に、そして地道に積み重ねている人でもあります。
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上達を分けるのは「才能」よりも…?
上達を分けるのは元から持っていた才能よりも、
- 修正する力
- 続ける力
- 自分を客観的に観察する力
この3つです。
たとえば、ミスをしたときに「やっぱり向いていない」と考えるか、
それとも「どこが原因かな?」と考えるか。
この差は、数か月後、とても大きな違いになります。
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“才能がないかも”と思う瞬間
練習しているのに思うように弾けないとき、
周りと比べてしまったとき、
誰でも「向いていないかも」と感じます。
でも、できない=才能がないではありません。
多くの場合、
- 練習方法が合っていない
- 目標が高すぎる
- 焦りが強い
といった要因です。
やり方が変われば、当然結果も変わります。
少し行き詰まったからといって才能がないと決めつけて諦めてしまうという事は、とっても勿体ないことなのです。
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才能よりも大事なこと
本当に差が出るのは、
- できない時期をどう過ごすか
- 地味な練習をどう積み重ねるか
- 不安なときにどう考えるか
という部分です。
どんな才能がある人でも、地道な積み重ねがなければ絶対に伸びません。
逆に、最初はゆっくりでも、
コツコツ続けられる人は確実に伸びます。
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◆ 指導現場や周りでよくあることや聞くこと
「この子、最初は本当に普通だったんですよ。」
そういうケースは少なくありません。
最初から目立つタイプではなくても、
- 練習の質が少しずつ上がる
- 聞く力が育つ
- 音の質に敏感になる
こうした小さな積み重ねが、後から大きな差になります。
“あとから伸びる人”は、実はたくさんいます。
むしろ小さな頃有名で結果を出している子が大人になってからも同様に活躍するとも限らない、そんな世界です。
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才能は“固定”ではない
才能は、生まれつき決まった量ではありません。
環境や経験、日々の積み重ねによって育っていくものです。
「才能があるかどうか」よりも、「どう育てるか」のほうが大切です。
どんなに素晴らしい才能も磨かなければ光ることはありませんし、
何かを生まれながらに持たずとも、あなただけの”才能”を小さな積み重ねによって作り出すことさえできます。⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀
◆ まとめ
音楽に才能の差は確かにゼロではありません。
でも、それだけで未来は決まりません。
◎上達を分けるのは修正力・継続力・観察力
◎できない時期の過ごし方が未来を作る
◎ 才能は育てるもの
“才能がないかも”と感じる瞬間があるという事は、
伸びる可能性の入口に立っている証拠でもあります。
大切なのは、どこかの誰かと比べることではなく、
今日できることを一つ積み重ねること。
音楽は、才能よりも続けた人に味方する世界です
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