舞台袖で頭が真っ白になったときの対処法
こんにちは!JR大塚駅から徒歩2分、ミュージックアカデミーラファーレピアノ講師の新林です。
舞台袖に立った瞬間、急に頭が真っ白になることがあります。
さっきまで弾けていたはずなのに、
「本当に弾けるんだっけ?」「最初、どうやって始まるんだっけ?」
そんな不安が一気に押し寄せます。
でも安心してください。それは準備不足ではありません。
本番モードに入った証拠です。
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◆ なぜ舞台袖で頭が真っ白になるのか
本番前は、体が強い緊張状態になります。
- 心拍数が上がる
- 呼吸が浅くなる
- 視野が狭くなる
このとき、脳は「危険かもしれない」と判断し、余計な情報をシャットアウトします。
その結果、「覚えているはずのこと」
これは異常ではなく、集中力が極端に高まっている状態ということなのです。
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まずやること① 何も思い出そうとしない
頭が真っ白になったときに一番やってはいけないのは「思い出そう」と焦ることです。
焦れば焦るほど、思考はさらに止まります。
代わりにやることはシンプルです。
- 足の裏の感覚を感じる
- 手のひらの温度を感じる
- 深く1回だけ息を吸う
考えるのをやめて、感覚を体に戻す。
これだけで、少し落ち着きます。
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やること② “最初の1音だけ”を思い浮かべる
曲全体を思い出そうとしないでください。
必要なのは最初の1音、または最初の和音だけ。
そこさえ出ればあとは練習してきた流れが自然につながります。
暗譜は「全部覚えている」から弾けるのではなく、
最初が出れば動き出す仕組みでできています。
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やること③ 目標を小さくする
舞台袖で不安になる人ほど、「完璧に弾かなきゃ」と考えています。
この目標が大きすぎるのです。
舞台に出る前に、目標を変えましょう。
- 最後まで止まらない
- 一番好きなフレーズを大切にする
- 音の始まりを丁寧に出す
目標が具体的で小さいほど、心は安定します。
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◆ 実は、真っ白でも弾ける
不思議なことに「もうダメかも」と思っても、
舞台に出て座り、鍵盤に触れると弾けることがほとんどです。
それは、演奏の多くが体の記憶に入っているからです。
頭が静かでも、体はちゃんと覚えています。
◆ 舞台袖での合言葉
もし合言葉を一つ決めるなら、
「大丈夫、最初の音だけ。」
これだけで十分です。
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まとめ
舞台袖で頭が真っ白になるのは、決して弱さではありません。
真っ白でも、弾けます。
あなたはもう、準備をしてきています。
あとは、最初の音を出すだけです
これまで積み上げてきたものを信じて、一歩踏み出してみてください!






