大人になってから始めたピアノ!初心者が効率的に上達するために知っておきたいポイント
子どもだけでなく大人の習い事としても人気を集めている「ピアノ」。好きなアーティストの曲をかっこよく演奏したいと願う人も多いでしょう。
ここでは、ピアノ初心者が陥りがちなミスとピアノ上達のコツをお伝えします。
初心者が陥りがちな失敗例
初心者が上達するにはとにかく練習量をこなすことが大切であると思いがちです。確かに上達するために一定の練習量が必要ですが、ただやみくもに練習を重ねてもあまり意味がありません。趣味に割ける時間は自ずと限られてきてしまうので、大人の習い事では「量」よりも「質」にこだわったほうが良いでしょう。そうなると、初心者の中には基礎的な練習をおろそかにして自分が弾きたい曲だけをひたすら練習する人がいます。
自分の弾きたい曲を弾いてモチベーションを上げることは習い事を長続きさせられるコツです。一方、表現力のトレーニングなどもしなければ本当の意味での上達は期待できません。時には1曲まるまる弾くのではなく、いつも間違える個所だけを何度も練習してみることも大切です。
ピアノ上達の近道は指を鍛えること?
初心者や中級者の中には「弾きたい曲のスピードに指が付いていかない」と悩む人がいます。自分のイメージどおりに指を動かすためには、ピアノを弾く前に温めることが重要です。指を1本ずつ手の甲へ向けて反らしていき、ストレッチしてみると良いでしょう。
特に、日常生活ではあまり使う機会のない薬指をしっかり動かしておきましょう。実は「薬指が高く上がる人ほどピアニストに向いている」と言われるほど、ピアノを弾くうえで薬指が重要なのです。
また、ピアノ教本に掲載されている比較的簡単な曲を弾いて、徐々に指を動かすのがおすすめです。このときに弾くのはウォーミングアップのためなので、自分が弾きやすい曲を選びます。また、日ごろから指の筋力を鍛えることもピアノの上達に役立つでしょう。
器具を使わずにどこでもできるトレーニングが「グーパー運動」です。両腕を前に伸ばして、グーパーグーパーというように手を開いたり閉じたりするだけの簡単な方法です。しかし意外と大変で、手を前に伸ばしているのがつらくなってきます。徐々に回数を増やしていき、最終的には100回グーパーを繰り返す運動を1セットとして、3セット毎日行います。
音楽教室に通うこともおすすめ
もし独学だと長続きしなくて、、という方は音楽教室に通うこともおすすめです。
自分のレベルを知ることができ、毎週曜日を決めてレッスンに通うこともできるため、継続につながります。
初心者なので心配、、という方は体験レッスンなどを利用して講師に相談してみましょう。
ミュージックアカデミーラファーレでも、体験レッスンを通して初心者から経験者まで、それぞれの目的やレベルにあったコースをご紹介しています。
継続こそが力!
ご自宅で練習する方も、音楽教室に通われる方も、ピアノを弾く指を鍛えることがピアノ上達の早道なので、無理しない程度にがんばってください。
ここでお伝えしたトレーニング回数はあくまで目標なので、自分の体調などに応じて調整しましょう。
思うように指が動いたときの喜びは、ピアノを続けるモチベーションとなるはずです。