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モーツァルトはこんな人だった!?

こんにちは!
大塚駅から徒歩2分、ラファーレミュージックアカデミー ピアノ講師の東出です。

今日は、音楽史上で最も有名な作曲家の一人であるヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトについて、ちょっぴり意外な一面も含めてお話したいと思います♪

みなさんはモーツァルトについてどんなイメージを持っていますか?

モーツァルトの音楽を聴くと、心が安らぎますよね。まるで太陽の光が降り注いでいるような、温かい気持ちになります。
多くの人にとって、モーツァルトは幼い頃から神童として活躍し、数々の名曲を生み出した完璧な人物というイメージがあるのではないでしょうか。
そんな天才的な音楽家として知られていますが、実はお茶目な一面もたくさん持っていたんです!

神童と呼ばれた幼少期

1756年、神聖ローマ帝国ザルツブルクで生まれました。幼少の頃から音楽の才能を示し、3歳でチェンバロを弾き始め、5歳で作曲を始めたと言われています。父レオポルトに連れられ、幼い頃からヨーロッパ各地を巡り、演奏会を開きました。その天才的な演奏は人々を魅了し、「神童」と呼ばれ注目されました。多くの王侯貴族を魅了しました。

遊び好きでいたずら好き⁉

しかし、そんな天才モーツァルトにも、意外な一面がありました。

それは、遊び好きでいたずら好き、感受性が豊か、だったということです。楽譜に落書きをしたり、演奏中にわざと間違えてみたり、周囲の人を驚かせるのが大好きだったようです。彼が書いた手紙には、ユーモラスな表現や言葉遊びがたくさん見られます。
例えば、友人への手紙で、自分のことを「世界一の作曲家」と自称したり、冗談めかした内容を書くこともありました。

遊び心にあふれ、子供のような純粋な心を持ち合わせていた一方で、深遠な音楽を創り出す大人としての側面も持ち合わせていました。

大人になっても変わらない子供のような心

モーツァルトは、大人になっても子供のような心を持っていました。
常に遊び心を持って音楽と向き合い、ユーモアあふれる作品を生み出しました。特にオペラ作品には、コミカルな要素やユーモアが満載です。
代表作である「トルコ行進曲」や「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」は、その遊び心が溢れるメロディーで多くの人を魅了し続けています。
しかし、その一方で、孤独感を抱くこともあったようです。彼の音楽の中には、孤独や悲しみを表現した作品も存在します。

才能と努力の賜物

もちろん、モーツァルトは才能だけで成功したわけではありません。
幼い頃から厳しい練習を積み重ね、音楽への情熱を持ち続けていました。
その努力と才能が相まって、数々の名曲を生み出すことができたのです。

現代にも通じるモーツァルトの音楽

モーツァルトの音楽は、時代を超えて愛され続けています。

時代や文化を超えて、多くの人々に感動を与える、普遍的な美しさ
喜び、悲しみ、怒りなど、あらゆる感情を呼び起こす感情表現の豊かさ
非常に洗練された構造を持っており、聴き手を魅了し、飽きさせない構造の美しさ
これらがモーツァルトの音楽が現代にも通ずる理由なのではないかと思います。

まとめ

モーツァルトは、音楽史に残る偉大な作曲家であると同時に、遊び好きでいたずら好きな一面を持つ人間でもありました。
そんな彼の人間らしさが、彼の音楽に親しみやすさや温かみを与えているのではないでしょうか。
皆さんも、ぜひモーツァルトの音楽を聴いて、彼の才能と人間性を感じてみてください。
きっと、心が軽やかになり、元気をもらえるはずです。

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