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和音の種類

こんにちは!
大塚駅から徒歩2分の音楽教室、ミュージックアカデミーラファーレ ピアノ講師の東出です。

突然ですがみなさん、ハーモニーと聞いて何が思い浮かびますか?
私は、様々な音が響き合っている音楽が思い浮かびます♪
その様々な響きの音楽に使われているのは「和音」が多いです。
和音は、鳴っている音が1音でも違うと音色がコロッと変わります。 面白いですよね!

今回は、そんな和音についてご紹介します!

和音とは?

和音とは、高さの違う音が2つ以上同時に響く音のことを言います。
和音の種類は大きく分けて、以下の2つがあります。

3つの音から構成される和音「三和音」
4つの音から構成される和音「四和音」

今回は、「三和音」の和音の種類を見ていきたいと思います♪

和音の種類

三和音は、一番下の音(根音と言います)から3つ上の音を重ね、その重ねられた音からまた3つ上の音を重ねて構成されます。
この3つ上というのは、根音から数えて白い鍵盤(白鍵)の3番目の音という意味で、この3つ離れた音(音程)のことを「3度」と表します。

3度には、様々な種類があります。

例えば…3度の中でも広い響きの長3度や、狭い響きの短3度があります。
その3度にも様々な種類があり、その組み合わせによって和音の種類が異なります。

では、ご紹介していきます♪

長三和音(ちょうさんわおん)

 

まずは、長三和音です。

音色は明るく響き、聴きやすい和音です。
3度の種類は、根音から長三度と短三度で構成されています。
暖かくて綺麗なメロディーの後ろで鳴っているイメージです♪

 

 

 

短三和音(たんさんわおん)

 

次に、短三和音です。

長三和音と比べると少し暗くて寂しさを感じる和音です。
3度の種類は、根音から短3度と長3度で構成されています。
哀愁が漂い、どこか寂し気な印象を与える和音ですね。

 

 

 

減三和音(げんさんわおん)

 

続いて、減三和音です。

痛々しく悲しさを感じる和音です。不協和音ですね。
3度の種類は、短3度と短3度で構成されています。
暗い響きがぶつかっていて、1度聴くと耳に残ると思います!

 

 

 

増三和音(ぞうさんわおん)

 

最後に増三和音です。

疑問が残るような独特な和音です。これも不協和音になります。
3度の種類は、長3度と長3度で構成されています。
不思議で謎めいた音がします。私は理科の実験室で煙が立ち込めそうな景色が思い浮かびます…。

 

 

 

まとめ

三拍子の他にも伴奏と呼ばれる音楽には、ほとんど和音が使われています。
和音の種類が変わるだけでここまで音色が変わるって凄いですよね✨
四種類の三和音、音色の変化を感じながら是非弾いてみてください♪

次回は、四和音についてご紹介したいと思います!

 

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