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調律はなぜ必要?

こんにちは♪
「調律」という言葉を聞いたことはありますか?調律を一言でいうと、ずれた音程を整える作業のことです。
では長い間楽器を調律をしなかったらどうなってしまうのでしょうか。また、どのくらいの頻度で調律を行ったほうがよいのでしょうか。
今回は、ピアノと調律についてまとめていきます。

調律ってなに?

ピアノをいい状態で長く使っていくためには、購入後定期的に調律をする必要があります。
この調律と呼ばれる作業。実際に調律師さんが行う工程は3つに分かれています。
①整調
整調は、鍵盤のタッチやペダルの踏み心地を調整する作業です。
ピアノは木材やフェルトなど繊細な材料をたくさん使って作られているので、摩耗や劣化を点検し調整することが必要です。

②調律
調律は、緩んだ弦を調整して正しい音が出るようにする作業です。
鍵盤を叩きながら耳でよく聴いて整えていきます。

③整音
整音は、ピアノの音色を整える作業です。
ハンマーのフェルトの硬さ等を調整し、音色を整えたり、強弱がしっかりと出せるようにします。

この3つの作業をしてもらい、ピアノをいい状態に保ちましょう。

なぜ音程が狂うの?

そもそもなぜ音程が狂ってしまうのか。ピアノは弦をハンマーで叩くことによって音を出しています。そのため、弾けば弾くほど弦が伸びていき、音が変わっていきます。あまり弾かない場合でも、弦は徐々に錆びていってしまうので、いずれ切れて音が出なくなってしまいます。また、ピアノの弦はとても強い張力がかかっているため、その弦をハンマーで何度も叩くため、フェルト部分がだんだんと摩耗してしまい音程が狂ってしまうのです。

推奨されている調律の頻度

ではどのくらいの頻度で調律をするのがいいのでしょうか。一般的には最低でも年に1回、買ったばかりの新しいピアノなら年に2回以上することが推奨されています(弦の張力の変化が大きいと言われているため)。
長期間調律をしないでいると、音程が全体的に低下し、調律をしてもまたすぐに音が狂い安定するまでに時間がかかってしまいます。そうするとしばらくの間高頻度での調律が必要になってしまうため、出費も大きくなってしまいます。
私は調律する時期を忘れないように、ピアノを購入したお店で定期予約をしています。10ヶ月ごとに調律をしに来てもらえるのと、本番前などよりいい状態のピアノで練習したいときに調律を頼んでいます。

 

 

 

 

今回はピアノと調律についてまとめてみました。
調律はピアノの健康診断です。定期的にみてもらい、長く大切にしていきましょう♫

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