耳コピは大人になってからでも出来る!
こんにちは♪
ここ近年、新型コロナウイルスの影響によってお家で過ごす時間が増えたこともあり、YouTubeやSNSがより一層注目されるようになりましたね。
その中でも”耳コピして即興演奏!”など発信・配信してる方も多く見られるようになりました。
よく”絶対音感があるから”なんて言われますが…では一体どうやって身についてるのか?
今回は「音感」についてお話ししたいと思います!
音感には2種類ある
音感には2種類あってそれぞれ特徴が異なります。
分かりやすく説明していきますね!
<絶対音感>
ある音を聞いて、”ドレミファソラシド”のどの音なのかを言い当てることができます。
もちろんピアノの鍵盤など目で見て位置を把握できるものは見ていない状態です!
しかし、残念なことに絶対音感は幼少期でしか習得ができません。
聴力が発達する幼少期にトレーニングすることで絶対的な音を把握する能力が身につきます。
トレーニングといっても特別なことをするわけではなく、音楽や楽器に触れる機会を多く持つことで自然と身についていきます。
これが多ければ多いほど絶対音感の能力は鍛えられるので、大人になってから耳コピが得意!という方は幼少期にたくさん音楽に触れてきたから、ということになりますね!
<相対音感>
”ド”の音を聞いた後で、どれが”ソ”の音になるのかが分かります。
みなさんがカラオケで何かの曲を歌ったりする際にも無意識的に使われているのがこの能力です。
よくキーを変えた時に、しばらくメロディーを探してしまったりと迷子になることがあるかと思いますが、あれは実は相対音感を使って頭の中で調整をしている最中なんですね〜!
先程の絶対音感とは違って、相対音感は誰しもが元々ある程度もっている能力であり、大人になってからでも鍛えることが可能です。
どう鍛えるのかというと”日常的に楽器に触れること”ですが、できる限り調律の整ったピアノがオススメになってきます!
なぜかと言うと、他の楽器(ヴァイオリンやチェロといった弦楽器、ホルンやクラリネットといった管楽器)はピアノを基準に音程を調整しているので、その音程が少しでもずれているとせっかく鍛えようと思っていた音感までもがずれ込んでしまうのです。
絶対音感がなくても相対音感をかなり鍛えたら似たような効果があるので、耳コピも可能になってきます♪
いかがでしたか?
ふと聞こえてきたメロディーを自分自身で聴き取ることができたら嬉しいですよね♪
ラファーレでは楽器のレッスンだけではなく、聴き取り(聴音)のレッスンも行っています。
初めての方でも継続的に鍛え続けることで少しずつ効果は出てくるので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい!