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意外と簡単!音楽用語

こんにちは!管弦打楽器音楽教室ミュージックアカデミーラファーレ フルート講師の疋田です♪

今回は”音楽用語”についてご紹介いたします!
音楽用語というと「難しい」「覚えにくい」といったイメージを持たれがちですが、言語の学習と同じように整理していくと意外とおぼえやすいものもたくさんあるので、頻出の用語を中心に見てみましょう!

◎piuとmeno
piu mosso, meno mossoや piu f, piu p という言葉は見たことがありますか?
モッソやフォルテ、ピアノなどが分かっても、piuとmossoがつくといきなり難しく思えますが、実はとっても簡単です!

piuとmenoはどちらもイタリア語で、直訳するとpiu=「より多く」、meno=「より少なく」という意味です。
つまりpiu mossoは「もっと動きをもって」、piu fは「もっと強く」、piu pは「もっと弱く」という指示になります。

meno=「より少なく」を使うと少しややこしいので、「○○の要素を少なく」と覚えると分かりやすいと思います。(私は先生にこの覚え方を教えてもらって納得しました!)
この考え方で
・meno mosso=「mossoの要素を少なく」=「動きを少なく
・meno p=「pの要素を少なく」=「pより少し強く
となります!

◎2つの言葉をつなげた用語
「…e〜」で2つの言葉をつなげると、「…そして〜」という意味になります。この言葉もイタリア語で、接続詞の役割をしています!
・dim. e rit.=「だんだん弱くしながらだんだん遅く」
・poco a poco accel. e cresc.=「だんだん速くしながらだんだん強く」
のように使います。

正直piuやmenoのようにそこまで大きな意味があるわけではないので、「句読点やカンマと同じ」くらいに覚えても問題ありません。よく出てくる単語なので「たいした意味は無い」とだけ覚えておきましょう!笑

今回はメインの用語とセットで出てくる言葉を紹介しました!どちらもよく出てくるので是非覚えてくださいね♪
まずはこの2つを覚えておけば一つ一つの単語を辞書やネットで調べなくても、メインとなる言葉の意味を調べるだけでスムーズに理解できます。
またメインの言葉は英語に似ていたりすることもあるので、イメージがつながるようになると音楽用語に対する苦手意識も少なくなるかもしれませんね!

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