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ピアノのペダルってどんな役割?

こんにちは!
大塚駅から徒歩2分の音楽教室、ミュージックアカデミーラファーレ ピアノ講師の東出です。

「ピアノのペダルって、どんな時にどうやって使うんだろう?」「ペダルを踏むと、何が変わるんだろう?」ピアノを始めたばかりの頃、そんな風に思ったことはありませんか?ピアノのペダルは、演奏表現を豊かにするための魔法の道具なんです♫

今回のブログでは、ピアノのペダルの種類と効果について、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。一緒にペダルを踏み込んで、音楽の世界を広げましょう!

ペダルとは

   ピアノのペダルは、音に魔法をかかるような素敵なものです。ペダルを踏むことで、音を伸ばしたり、響きを豊かにしたり、音色を変化させることができます。演奏にさまざまな効果を与えてくれるんです。

ピアノのペダルは主に3種類

ピアノのペダルは、主に3種類あります。それぞれのペダルが、異なる役割を持っています。

  • ダンパーペダル(右):音を伸ばし、響きを豊かにする
  • ソフトペダル(左):音を弱くし、音色を柔らかくする
  • ソステヌートペダル(中央):特定の音だけを伸ばす

ダンパーペダル(右):音を繋げて、響きを豊かに

ダンパーペダルは、右側にあるペダルです。ダンパーペダルを踏むと、ピアノの弦の振動を止めるダンパーが上がり、音が伸び続けます。これにより、音と音を滑らかに繋げたり、響きを豊かにしたりすることができます。
ダンパーペダルは、ピアノの演奏で最もよく使われるペダルです。ペダルを踏むタイミングや深さを変えることで、さまざまな音楽表現ができます。

ソフトペダル(左):音を弱く、音色を柔らかく

ソフトペダルは、左側にあるペダルです。ソフトペダルを踏むと、ハンマーが弦に当たる距離が短くなり、音が弱くなります。また、音色も柔らかくなります。
ソフトペダルは、静かで優しい雰囲気の曲や、繊細な表現をしたい時に使います。

ソステヌートペダル(中央):特定の音だけを伸ばす

ソステヌートペダルは、中央にあるペダルです。ソステヌートペダルを踏むと、その時に弾いていた音だけが伸び続けます。他の音は、普通に減衰します。
ソステヌートペダルは、特定の音を強調したい時や、複雑な和音を演奏する時に使います。

ペダルを踏み込んで、演奏表現を豊に!

ペダルを効果的に使うことで、演奏表現はさらに豊かになります。

  • ペダルの踏み方:ペダルは、足の裏全体で踏み込みます。かかとを床につけたまま、つま先で踏み込むのが基本です。
  • ペダルの深さ:ペダルを踏む深さを変えることで、音の伸びや響きを調節できます。
  • ペダルを踏むタイミング:ペダルを踏むタイミングを変えることで、音の繋がり方や音楽の流れをコントロールできます。

まとめ

ピアノのペダルは、演奏表現を豊かにするための魔法のような道具ですよね。
3つのペダルを習得するには少し時間がかかるかもしれませんが、ペダルの種類と効果を理解し、効果的に使うことで、私たちの演奏はさらに魅力的なものになるはずです!ぜひ、ペダルによって生まれる響きを楽しんでみてください♬

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