ラファーレがプロの演奏家にこだわる理由
大塚駅から徒歩2分 ミュージックアカデミーラファーレ ピアノ講師の三浦です。
今回の記事は大人向けのレッスン記事です!
当アカデミーが、プロで活動している演奏家を講師にする理由を説明いたします。
確かな技術
アマチュアの方でも、レッスンの際のアドバイスがよくわからなかった事などあると思います。
「柔らかな音で」「歌うように」「雄大に」という言葉での指導に戸惑ってしまった経験がある方は多いのではないでしょうか。
そんな時は一緒に演奏する、あるいはお手本の演奏を間近で見ながら聴くことができると理解がより深まります。
音楽では表現力という言葉をよく使いますが、本当の意味での表現力を獲得するためには揺るぎない技術力が必要になります。
地道な練習も必要ですが、本物の技術力と表現力を体感することはとても大切な時間です。
また、レッスン室とホールでの音の響き方は異なります。
ホールでも場所によって音が変わってきますので、どう演奏すればより効果的に響かせることが出来るのか。
演奏家ならではの客観的な視点からのアドバイスが可能になります。
自己プロデュース力
実際のステージに立ちお客様の前で演奏するということは、どういうことでしょう。
例えばピアノの演奏会を思い浮かべてみてください。
拍手に迎えられて登場し、優雅にお辞儀。
ゆったりとした動作でピアノの椅子に腰掛け、呼吸を整えてふわりと上がる手。
客席には演奏前の緊張がビリビリと伝わり、固唾を飲んで見守ります。
ピアノの音が響いた瞬間に、ほっと息をつくのと同時にピアニストの創り上げる音楽の世界へ導かれていきます。
では、この登場したピアニストがせかせかとした足取りで歩き、とても焦った暗い表情だったらどうでしょうか。
強張った表情でキョロキョロと定まらない視線が客席を彷徨ったらどうでしょうか。
これから始まる演奏に不安を覚えるのではないでしょうか。
現れたピアニストを見て無意識に観察するのは次のことでしょう。
□歩くスピード
□立ち姿勢
□視線の定め方
□表情
ステージに立つ演奏家は演奏が始まる前から会場をコントロールします。
曲を弾きこなし、そこにどれだけプラスアルファができるのかがプロの演奏家です。
企画・発表、プレゼンテーション、面接、自己紹介等々。
自分自身も評価され、そこから信頼を得ていく場面で付け焼き刃の自己プロデュースほど脆い物はありません。
張りぼてを作り込むのではありません。
自分の持つ魅力を第三者に正しく、かつ分かり易く理解してもらうために自己プロデュース力を磨いていくのです。
プロの演奏家は演奏技術はもちろんのこと、ステージ上での振る舞いについてもトレーニングします。
意外と知られてはいませんが、プログラムを組む際の曲順や時間配分にも演奏者の長所を上手く発揮できるように考えているのです。
また、オーケストラで稀に見られるバイオリンのリレー。
弦が切れてしまった際に順繰りに送られていくバイオリン。
あらかじめ約束事は決まっていますが、ステージ上での突発事項で慌てて立ち上がることはもちろんありませんし、表情すらほとんど変化しません。
トラブルの対処力と解決力は演奏家の必須事項なのです。
子どもはレッスンの積み重ねで通常の学校生活では得ることの難しい、しかしこれから更に進んでいく国際社会を生き抜くために必要な自分の長所を理解した上での自己プロデュース力を学んでいきます。
継続していくことで、十代中頃から二十代前半には地に足が着いたアイデンティティを持つことができます。
では、大人はどうでしょう??
自然の流れで身に付けていくというよりも、より深く思考し効率的に学習しながら身に付けていくことができます。
自己開発セミナーや会社主催の勉強会とは違い、好きなことで身に付けていくことの出来るスキルなので、より自然な形での自己プロデュース力になります。
お仕事や、プライベートでの会合などで少しずつ試してみてください。
きっといつもより前向きなご自身に出会うことが出来るでしょう。
音楽を始めた、その一つのきっかけで拓けていくのは自分自身です。
音楽と共にあなたの世界を広げていきましょう。
ラファーレは全面的にサポート
音楽教室で音楽を使った遊びを体験しておくと、感性を育めるだけでなく楽器の演奏をスムーズに習得しやすくなります。
「音楽や楽器は楽しいもの」という認識を持てるので、練習を続けやすくなることも大きなメリットです。
悩んでいる方はぜひご相談だけでも一度お越しください。
一緒にお悩みを解決しましょう!
また、体験レッスンも行っていますのでぜひお気軽にお問い合わせください!