モチベーションの保ち方
練習を続けていると、誰もが一度は「あれ?前より下手になった気がする」「練習がちっとも楽しくないな」と感じる時期がやってきます。いわゆる「スランプ」というものですね。
でも実はこれ、あなたが着実に成長している証拠なんです。耳が肥えて自分の課題が見えてきたからこそ、壁を感じるのです。
そこで今回は、モチベーションを上手に保つための「3つの秘訣」をお話しします。
🏅 「できた!」のハードルをうんと下げる
壁にぶつかっている時は、ついつい「1曲完璧に吹かなきゃ」「きれいな音を出さなきゃ」と、目標が高くなりすぎてしまいがち。そんな時は、自分へのご褒美(合格点)を思い切り低く設定してみましょう。
- 「今日はケースを開けて、楽器を組み立てただけで100点!」
- 「一番好きな音を1音だけ、綺麗に伸ばせたら今日は終了!」
大きな山を登ろうとすると足がすくみますが、目の前の小さな石を1つ飛び越えるだけなら簡単ですよね。この「小さな成功体験」の積み重ねが、折れそうな心を優しく支えてくれます。
💖 「好き」の原点に帰る日を作る
練習曲や基礎練習ばかりが続くと、モチベーションが下がりやすいですよね。そんな時は、「上達に全く役に立たなそうなこと」をあえてやってみましょう!
- 教本を閉じて、知っているメロディを耳コピで探り吹きしてみる。
- 一番得意な、絶対に間違えない簡単な曲だけを吹く。
- 楽器を持たずに、憧れのプレイヤーの動画を見てただ演奏を楽しむ。
「吹かなければならない」を「吹きたい!」に戻す時間を作ってあげてください。音楽は「音を楽しむ」と書きます。楽しむことをやめないのが、一番の継続のコツです。
👯 「外の世界」と繋がってみる

一人で黙々と練習していると、どうしても考えが煮詰まってしまいます。そんな時は、少しだけ視界を広げてみましょう。
- やる気が出ないことを否定せず、全く別のことをして気分をリフレッシュする。
- 演奏会の情報をチェックして、生演奏を聴きに行く計画を立てる。
- SNSで同じ楽器を頑張っている人の投稿を見て、「みんなも悩んでるんだな」と共感する。
誰かと気持ちを共有したり、新しい刺激を入れたりすることで、心の風通しが良くなり、また前を向くエネルギーが湧いてきます。
🌈 最後に
壁にぶつかっている時間は、次に大きくジャンプするための「力を溜める時間」です。今は進んでいないように見えても、あなたの体の中では着々と新しい感覚が育っています。
無理に乗り越えようとしなくて大丈夫です。少しお休みしたり、横道に逸れたりしながら、ゆっくり進んでいきましょう。






