緊張を味方に変える考え方
こんにちは!JR大塚駅から徒歩2分、ミュージックアカデミーラファーレピアノ講師の新林です。
発表会や本番が近づくと、「緊張しないようにしなきゃ」「落ち着いて弾かなきゃ」と考えがちですが、
そう思えば思うほど緊張は強くなっていきます。
しかし、実は緊張しないことを目指す必要は全くありません。
大切なのは、緊張を消すことではなく、うまく付き合っていくことなのです。
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そもそも緊張は悪者ではない
緊張すると、
- 心臓がドキドキする
- 手が冷たくなる
- 呼吸が浅くなる
こうした反応が出ます。
これは体が「大事な場面だ」と判断し,集中力を高めようとしている証拠です。
つまり、緊張は演奏を守ろうとする自然な反応。
決して敵ではありません。
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緊張を強くしてしまう考え方
緊張が悪化する人に共通するのは、こんな考え方です。
- 「失敗したらどうしよう」
- 「間違えたら評価が下がる」
- 「ちゃんと弾かなきゃ意味がない」
これらはすべて、結果だけに意識が向いている状態です。
結果を気にしすぎると、体は固まり、音楽の流れが止まります。
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考え方1.緊張していても弾ける
まず大切なのは、緊張=弾けない、ではないと知ること。
実際、多少緊張していたほうが、
- 集中力が上がる
- 音に意識が向く
- ミスに早く気づける
といったメリットもあります。
「緊張しているけど、それでOK」
そう思えるだけで、体の力は少し抜けます。
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考え方2.目標を「完璧」から変える
本番の目標を「間違えないこと」にしていませんか?
おすすめなのは、
- 最後まで止まらずに弾く
- 音楽の流れを大切にする
- 一番伝えたい部分を丁寧に弾く
といった、コントロールできる目標です。
目標が変わると、緊張の質も変わります。
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考え方3.緊張を“サイン”として使う
緊張を感じたら、「ちゃんと準備してきた証拠」「集中できているサイン」と捉えてみましょう。
緊張を「ダメな状態」ではなく、本番モードに入った合図として使うことで、気持ちが前向きに整います。
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◆ 緊張したときに意識したいこと
- 呼吸を1回だけ深くする
- 左手や低音に意識を向ける
- 音の“始まり”を丁寧に感じる
一度に全部やろうとしなくて大丈夫。
一つだけでも心のなかに決めておくのがコツです。
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◆ 保護者・周囲の関わり方
緊張している人に対して、
「落ち着いて」「緊張しないで」と声をかけるよりも、
「いつも通りで大丈夫」「音楽を楽しんでね」といった言葉の方が、より気持ちを支えてくれます。
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まとめ
緊張は、なくすものではありません。うまく使うものです。
本番ならではの緊張感があるからこそ、
本番の音楽には特別な集中と輝きが生まれます。
緊張を恐れすぎず自分の緊張と一緒に、舞台に立ちましょう!






