「楽器を演奏すること」を趣味にするという選択肢
こんにちは。
JR大塚駅前の音楽教室、ミュージックアカデミー ラファーレでございます。
今日は、結婚してから専業主婦だったところから音楽を再開したRさんが記事を書きました。
当アカデミーではレアキャラとの噂もあるRさんから、ママ友から聞いた話しをもとに書いてもらった記事です。
参考になる方が多くいらっしゃると思いますので、ぜひ呼んでみてくださいね。
私が楽器を始めると周りに言ったら…
みなさんは大人になって楽器を始めようと思った時、まず初めに何を考えますか?
- レッスンに行くための時間が確保できるか?
- レッスン後に自宅で練習できるか?
- レッスン費用はどのくらいか?
- 自宅で練習するための楽器を持つことができるか?
さらに
家族に反対されないか?
実はここが一番のネックになる方が多いのかもしれません。
金銭的な面はもちろんですが、今更そんなことを始める価値はないのではないか?
そんなつめたーーーい反応。
時間を取る趣味を始めて家族との時間が減る(疎かになる)のではないか?
というようなつめたーーーーい意見。
マイナスな話は気持ちが落ち込んでしまいますね。
やっぱり無駄なことかな?と不安にもなります。
自分勝手なことで、周りに迷惑をかけてしまうのかな?と尻込みしますよね。
私が音楽を再開するまで
私は子供中心の生活を出産後から最近まで続けていました。
そこに疑問も不満もなく、むしろ楽しいとすら思っています。
世界から取り残されたとか、孤独だとかも感じることなくとてものんびりとした生活です。
もちろん子どものことについては調べたり出掛けたりはしていましたが、自分自身のための外出は出産後数回です。
仕方なくではないですよ!
再開した音楽から得られた「たくさんの魅力」
それでも、いろいろなきっかけで再開した音楽の世界はとても刺激的でした。
自然と凝り固まってしまっていた考え方を見直す機会になっています。
今から考えれば無為に過ごしていた時間に家事を済ませ、練習へ行く時間を確保するようになりました。
生活リズムにメリハリが出来たのです。
また、狭くなっていた視野が広がりました。
ありがたいことに、出会う方も増えました。
これまで知らなかった職業や世界のお話を聞く機会にも恵まれています。
それはこれからも広がっていくのではないかと期待しています。
音楽を始めるのに理由はいらない
楽器の演奏に求める物はプロフェッショナルな物はなく、「より心地良く人生を過ごすため」のアイテムなのです。
上手くなることはより明るく過ごす『私自身の人生』のため。
ほんの少しの進歩を感じることは大人になると次第に減ってしまいます。
満足感や達成感を感じる瞬間がこの年齢でも得ることができる…それってとても幸せなことだと思います。
反対されているご家族の方。
心配されているご家族の方。
今一度、ゆっくりお話しを聞いてみてください。
決めつけてしまう前に一緒に調べたり、私達にお聞きください。
そして始めたい気持ちをそっと後押ししてあげてください。
新しいことを始める勇気を認めてください。
大人がやりたいことをやりたいと言える世界は、子どもものびのびと息ができる世界ではないでしょうか。
たったひとつの趣味。
たったひとつの新しい世界。
にこやかに、話題の幅が広がり今まで気が付かなかった新しい顔に気づかれるはずです。
その先にあるのは一歩踏み出した人だけではなく、身近な方々にも柔らかで優しい良質の影響を与えることでしょう。