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発表会前にやってはいけない練習

こんにちは!都電荒川線、山手線大塚駅から徒歩2分ミュージックアカデミーラファーレピアノ講師の新林です。
発表会が近づくと、「もっと練習しなきゃ」「完璧にしなきゃ」と気持ちが焦りがちになります。

その結果、実は逆効果になってしまう練習をしてしまうことも少なくありません。
本番前の過ごし方次第で、当日の演奏の安定感や気持ちの余裕は大きく変わります。
今回は、発表会前に避けたい練習と、代わりに意識したいポイントを紹介します。

間違えたところを感情的に何度も弾き直す

ミスが出ると、つい同じ場所をイライラしながら何度も弾き直してしまいがちです
しかしこの状態では、集中力が落ち、ミスの印象だけが強く残ってしまいます。
本番前に大切なのは、「ミス=ダメ」ではなく「どう立て直すか」を確認すること。

1回直したらいったん先に進み、全体の流れを保つ練習に切り替えましょう。

 

いきなりテンポを上げる練習

「本番テンポで弾かなきゃ」と、急に速いテンポで弾き始めるのも要注意です。
指や頭が追いつかない状態でテンポを上げると、ミスや崩れが増え、自信を失いやすくなります。

発表会前は、ゆっくりでも安定しているか、指使いや動きが整理されているかを確認することが最優先。

ゆっくり弾いても崩れない=本番でも安定する、という意識を持ちましょう。

 

仕上がっていない部分を直前に増やす

「ここも気になる」「あそこも直したい」と、
本番直前に新しい課題を増やすのはおすすめできません。

発表会前は、完成度を高める時期であって、作り直す時期ではありません。
直前は「できている部分を確認し、自信を積み重ねる」ことも、とても大切です。

 

長時間の詰め込み練習

本番が近づくほど、「今日はたくさん練習しよう」と長時間弾き続けてしまいがちです。
しかし、疲れた状態での練習は集中力が下がり、悪い癖や雑なタッチが身についてしまうこともあります。

発表会前は、

  • 短時間
  • 集中して
  • 回数を決めて
    練習する方が効果的です。

疲れる前に終えることも、立派な準備のひとつです。

 

「完璧に弾こう」と思いすぎる

本番前に一番避けたいのが、「絶対に間違えちゃいけない」という考え方です。

完璧を目指す気持ちは大切ですが、
それが強くなりすぎると、体が固まり、音楽の流れが失われてしまいます。

発表会は、テストではなく音楽を届ける場。多少のミスがあっても、止まらず、音楽を続けることの方が遥かに大切です。

 

発表会前におすすめの練習

やってはいけないことの代わりに、次のような練習がおすすめです。

  • 通す回数を決めて弾く(1日2〜3回など)
  • 間違えたら止まらず最後まで行く練習
  • 録音して「全体の流れ」を確認する
  • 本番のつもりでお辞儀から弾いてみる

これらは、本番力を高め安定感を上げるための練習になります。

まとめ

発表会前に大切なのは、「もっとやること」ではなく
「やらないことを選ぶこと」です。

  • 感情的な弾き直しをしない
  • 無理にテンポを上げない
  • 直前に課題を増やさない
  • 詰め込んだ練習をしない
  • 完璧を求めすぎない

落ち着いて、今まで積み重ねてきた練習を信じましょう。
安心して舞台に立てる準備が、いちばん良い演奏につながります

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