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毎日の練習が5分でも効果的になる工夫

こんにちは!都電荒川線、山手線大塚駅から徒歩2分、ミュージックアカデミーラファーレピアノ講師の新林です。
「ピアノは毎日練習したほうがいい」とよく言われます。

でも学校や仕事で忙しかったり、疲れてしまったりして、「今日は弾けそうにないな…」と思う日もありますよね。
そんなときにおすすめしたいのが “5分だけ練習” です。

短時間でも意味がある理由

「5分じゃ意味がないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
でも実は、短い時間でも鍵盤に触れることに大きな意味があります。

  • 感覚が途切れない何日も触れないと指が思うように動かなくなりますが、毎日少しでも弾くことでスムーズさが保たれます。
  • 習慣が崩れない一度「今日は休もう」と思うと、そのまま数日…ということも。5分なら無理なく続けられ、習慣を維持できます。
  • 集中力が高まる短時間だからこそ「この部分をやろう」と目的をはっきりさせて取り組めます。

 

5分でできるおすすめ練習

1. 苦手な小節に集中する

弾くのに苦戦したりたくさんの練習が必要になってくる部分というのは全てではなく、特定の数小節など一部分である場合が多いです。そのため、短い時間で効果的な練習をしたい時には曲全体を弾こうとせず、つまずきやすい1〜2小節だけに絞って練習します。その部分が弾けるようになるだけでも、通したときに驚くほど楽に感じられます。

2. 指ならしをする

スケールやハノンを軽く弾くだけでも効果的!これらはピアノを弾く上での基本的な動きとなっています。
「今日はとても疲れているな」という日でも、指を少し動かすことで翌日の練習がスムーズになります。

3. 楽譜を眺める

ピアノに触れなくても、譜読みや頭の中でイメージすることも効果的な練習のひとつです。いわゆるイメージトレーニングと呼ばれるものですね。
特に通学・通勤の合間等のスキマ時間に楽譜を見ておくと、実際に弾いたときの理解が早くなります。

 

気持ちをラクにする工夫

「毎日30分やらなきゃ」と思うと、忙しい日にはストレスになってしまったりモチベーションの低下にも繋がってしまいます。
でも「5分だけでもいい」と考えると、取りかかるハードルがぐっと下がりませんか?
その“ちょっとだけ”が積み重なっていく事で、しっかり力がついていくのです。

まとめ

ピアノの上達に大切なのは 「長時間の練習」よりも「毎日の継続」 です。
5分の練習を積み重ねることが、上達の大きな一歩になります。

忙しい日も、疲れた日も、まずは「5分だけ」でいいのでピアノに向かってみませんか?千里の道も一歩から!その小さな習慣が、きっと音楽の楽しみを長く続ける力になります。

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