調性について学びましょう 〜♭系〜
ミュージックアカデミーラファーレ ピアノ講師の三浦です。
音楽には「調性」というものが存在します。
クラシックやポップスを演奏する上で、覚えているととても便利です。
音の読み方
まずは音の読み方を覚えましょう。
イタリア語のドレミファソラシド
のほか英語、日本語の読み方も習得しておくと便利です。
長調と短調
調には、長調と短調があります。
様々な感じ方があると思いますが、
長調・・・明るい雰囲気
短調・・・悲しい雰囲気
という印象です。
長調と短調を含めるとこれらは全部で24調あります。
♭系と#系の2つに分けることが出来るので
この記事では、まず♭系から紹介していきます。
調号が何もつかない調(基本の調)
ハ長調の音階
イ短調の音階
ご覧の通り、短調は2種類の音階が存在します。
和声的短音階・・・7音目を半音上げる
旋律的短音階 上行・・・6音目 7音目を半音上げる
旋律的短音階 下行・・・6音目 7音目を戻す
長調と短調セットで覚えると効率的です。
♭は五線上にシ → ミ → ラ → レ → ソ → ドの順番で増えていきます。
順番が入れ替わったり、ひとつ飛ばしたりするような事はありません。
合わせて覚えましょう!
♭1つの調
へ長調の音階
二短調の音階
♭2つの調
変ロ長調の音階
ト短調の音階
♭3つの調
変ホ長調の音階
ハ短調の音階
♭4つの調
変イ長調の音階
へ短調の音階
♭5つの調
変二長調の音階
変ロ短調の音階
♭5つの調
変ト長調の音階
変ホ短調の音階
以上が♭系の音階になります。♭は最大6こ付くので、覚えるのは大変ですが体に染み込ませましょう!
#系の音階も合わせて覚えると効率的でしょう!
#系の記事はこちら
実際のレッスンでは、効果的な覚え方、練習方法や実際に曲にどういう影響を及ぼすかなど学ぶことが出来ます。
ぜひお気軽にお問い合わせください!