本番を楽しめる人が考えていること
こんにちは!山手線大塚駅から徒歩2分、ミュージックアカデミーラファーレピアノ講師の新林です。
発表会や本番で、「楽しそうに弾いている人」と「必死そうに弾いている人」
同じ舞台でも、その雰囲気には大きな違いがあります。
しかし本番を楽しめる人は、特別に度胸があるわけでも、緊張しない性格なわけでもありません。
ただ考え方の向きが少し違うだけなのです。
⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀
楽しめない人が抱えやすい考え
本番がつらく感じる人ほど、こんな思いを抱えています。
- 間違えたらどうしよう
- うまく弾けなかったら恥ずかしい
- 失敗=評価が下がる
こうした考えは、すべて「自分がどう見られるか」に意識が向いている状態です。
この意識が強いほど、どんどん体は固まっていき音楽を感じる余裕がなくなります。
⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀
楽しめる人の考え① 音楽を「渡す」意識
本番を楽しめる人は、
「ちゃんと弾かなきゃ」よりも「音楽を届けよう」と考えています。
客席にいる人に、”この響きを感じてほしい” そう思えた瞬間、意識は自分から音楽へと移ります。
これが、緊張が和らぐ大きな理由の一つです。
⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀
楽しめる人の考え② 完璧を目指していない
楽しめる人は、「一音も間違えない演奏」を目標にしていません。
- 流れを止めない
- 音楽の雰囲気を大切にする
- 今できるベストを出す
こうした、自分でコントロールできる目標を持っています。
そのため多少のミスがあっても、ちゃんと音楽は前に進みます。
⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀
楽しめる人の考え③ 緊張を特別な状態だと思っている
緊張しているときの感覚を「嫌なもの」ではなく、本番だけの特別な集中状態と捉えています。
「このドキドキは、舞台に立てた証拠」
そう考えることで、緊張は楽しさの一部に変わります。
緊張しているからこそ出せる特別なパフォーマンスがあります。
楽しめる人の考え④ 本番は“一回きりの音楽”
本番は、同じ演奏をもう一度やり直すことはできません。
楽しめる人は、その一回性を大切にしています。
多少のミスよりも、
- その場の響き
- ホールの空気
- 今の自分の音
を感じながら弾くことで、「その瞬間だけの音楽」を楽しんでいます。
⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀
◆ 楽しむためにできる小さな工夫
本番を楽しむために、
次の中から一つだけ決めてみてください。
- 一番好きなフレーズを味わう
- 左手の響きを感じる
- フレーズの終わりで呼吸する
すぐに「全部完璧にやろう」とせず
一つ一つ出来ることから意識することで楽しさにつながっていきます。
⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀⠀
◆ まとめ
本番を楽しめる人は、決して特別な人ではありません。
意識するポイントは、
- 意義を自分から音楽へ向けている
- 完璧さよりも流れを大切にしている
- 緊張を特別な集中状態と捉えている
楽しめるかどうかは、才能や技術よりも考え方で決まります。
舞台に立てることを味わい楽しみながら、
あなただけの音楽を奏でてきてください!






