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音楽の専門家ならではの視点から、さまざまな内容で記事を掲載していきます。

これから音楽をはじめる方へ(その2)

こんにちは。
ミュージックアカデミー「ラファーレ」のWebサイトにお越しいただき、そしてブログにたどり着いたあなたは…音楽に魅力を感じていらっしゃいますか?

もしそうであれば嬉しいです。
今回が2回めの投稿となりました「これから音楽をはじめる方へ」。

私の経験談で大変恐縮なのですが、楽譜も読めない、指遣いもわからない私が楽器を初めてちょうど1年くらいです。
私なら言えるこのセリフ、「初めてでも大丈夫」。
楽器店の店員さんや音楽教室の先生方から言われても「営業トークでしょ?」と思ってしまうあなた!
(営業トークだった人もいるのかもしれませんが)ガチの本気で初心者から始めた私が経験したことを連載形式でご紹介いたします。
みなさんのきっかけづくりを少しでもお手伝いできますように。

「騙されて」初めての管楽器を体験

それから数日後、私は再び楽器店へ。
子どもが楽器を体験したいというのです。
妻が予約を入れ、私たちは楽器店に向かいました。

試奏室に入ったとき、私は驚きました。
トランペットの横には…チューバが(汗)
そうです、妻の仕業なんです…私はこの日が誕生日。
後に聞いたら、「さすがに買うことはできないけど、ひとつの余興みたいなもので」ということで店員さんにお願いして仕込んだとのことでした。

先ほど私は「興味はありませんでした」と言いましたが、どうやら目を輝かせて話しを聞いていたようです。
子どもがその姿を妻に報告し、妻が仕組んだということなんですね。
ちなみに妻は、中学校の部活でホルンをやっていたんです。
そういえば昔、友だちの結婚式で仲間内で久しぶりに演奏したようなことを言ったのを思い出しました。

はじめてのチューバ…にはまだ辿りつけず

子どもの試奏を終え、いよいよ私の番。
「マウスピース」って言うんですが、金管楽器って吹き口の部分が外れます。
まずはこれだけで「吹いてみましょう」と店員さん。

店員さんがまずは見本を…「ブーーーーッ!」
そして私も…「スコーーーーッ」(´Д`)

そうです、私はこのとき初めて知ったんです。
管楽器って「唇を震わせて吹く」んですね。
今までそんなことをやるなんて考えたことありませんでした。
だって、リコーダーも鍵盤ハーモニカも、そんなことしなくても音が出るじゃないですか。
私が無知なのか、世間知らずなのか、そんなことすら知らなかったんです。

唇を閉じて、それから息を吐く

店員さんは、そんな私に吹き方を説明してくれました。
「口の中にある息を、唇を閉じたまま出すイメージです」。

何を言っているんだろう、この人。。

心のなかでそう思いながら、私は言われるがままやりました。
「ブーーーーッボボボボ」(´・ω・`)
今考えると恥ずかしいのですが、どうやら勢いをつけすぎたみたいです。

もう一度…
「ブーーーーッ!」(・∀・)

やっとできました!
ここまで何分かかったんだろう…でもこの数年で一番の達成感!(笑)
もう満足!できたけど文句ある!?みたいな感じです。

これからが始まりの準備、「音を出す」

やっとできたよ、マウスピース!
ということで、忘れていましたが子どもはもう一通り試奏を終わっています。
持参していたゲームをやりながら、私のマウスピースの音にゲラゲラ笑っています。

ここまで来たら後に引けないのが大人というもの。
世の中のお父さん、子どもの前ではいい格好したいのは私も同じです。

「それでは楽器を吹いてみましょうか」(^O^)
店員さんってホントずるいと思う。ニヤニヤしていないんでしょうけどニヤニヤしているようにしか見えない荒んだ私のこころを見透かしているかのごとく、営業スマイルで私にチューバを勧めます。

このときに吹いたのはヤマハさんのB管チューバ。
はい、B管(「べーかん」って言います)ってどういうこと??
私が知っている「ド」の音、実は「ド」じゃないの???

このあたりから次回続きを書いてみますね。
管楽器の不思議な部分にも触れていきながら、音楽の魅力を伝えていきたいです。

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